【募集終了】地方創生実践塾in岩手県紫波町
募集中
2024年04月09日
紫波町は岩手県のほぼ中心、盛岡市と花巻市の中間に位置し、東は北上高地、西は奥羽山脈に囲まれた総面積238.98平方キロメートル、人口32,984人(令和6年2月29日現在)の町です。国道4号を含む6本の幹線が町を走り、インターチェンジや3つの駅があるなど、交通の便に恵まれています。農業が基幹産業であり、もち米、フルーツ等の生産が盛んです。紫波町では、農村と都市、双方の暮らしを愉しめるまちを目指し、平成21年度から「オガールプロジェクト」(※)を展開。補助金に依存しない本気の公民連携で取り組まれているこのプロジェクトは、全国から大きな注目を集めています。
好評につき第7回目を迎える今回は、「オガールプロジェクト」のほか、日詰商店街の動きや、7つの学校跡地の活用など、フィールドワークを通して紫波町の都市と農村のつながりや暮らし心地の良いまちを目指す先進的な取り組みを学びます。
(※)「オガール」とは「成長」を意味する紫波の方言「おがる」とフランス語の「駅」を意味する「Gare(ガール)」をかけ合わせた造語です。
学べること
・民間主導型公民連携の在り方
・暮らしを愉しめるまちづくり
・学校跡地の活用方法 など
こんな方におすすめ
・公民連携を進めている行政の方
・まちづくりを学びたい方
・学校跡地の活用を考えている方
自治体職員の皆様、地域おこし協力隊の皆様、地域づくりにかかわるすべての皆様を歓迎します。
概 要
開催日 |
令和6年6月27日(木)~6月29日(土) |
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会 場 |
オガールプラザ2階 情報交流館大スタジオほか(岩手県紫波町紫波中央駅前2丁目3-3) |
定 員 |
40名(先着順) |
対 象 |
・公民連携手法を検討している行政の方 ・まちづくりを学びたい方 ※地域づくり団体、公務員、学生等どなたでも歓迎します! |
準備するもの(推奨) |
・動きやすい服装 ・長靴(雨天時)、傘・レインコート(雨天時)、帽子、タオル ※貸し出しはありません。 |
スケジュール(変更となる場合がありますのでご了承ください)
6月27日(木)
12:45 |
受付 |
13:00(15) |
開講式 ご挨拶:地域活性化センター代表 |
13:15(60) |
急激な関係づくり①:オリエンテーション コーディネート:宮崎 道名 氏 テーマ:自己紹介・学びの目標 |
14:15(15) |
休憩 |
14:30(75) |
講義① 鎌田 千市 氏 ~「オガール・日詰」と農村「学校跡地」の暮らしを愉しむ~ |
15:45(15) |
休憩&ホテルチェックイン |
16:00(75) |
フィールドワーク①「日詰商店街さんぽ」 |
17:15~ |
※参加者の選択 |
6月28日(金)
9:00(60) | フィールドワーク②「オガールさんぽ」 |
10:15(15) | 休憩 |
10:30(75) | 講義② 竹内 昌義 氏 テーマ:エネルギーから暮らしをデザインする ~快適で省エネなエコハウス~ |
11:45(60) | 昼食 |
12:45(75) |
講義③ 長谷川 浩己 氏 テーマ:風景にさわる ~そこでしか生まれない次の風景~ |
14:00(15) | 休憩 |
14:15(90) | 講義④ 岡崎 正信 氏 テーマ:風景から稼ぐ仕組みを創る ~オガールとノウルの思考プロセス~ |
15:45(15) | 休憩 |
16:00(75) |
3人でトークセッション コーディネート: 高橋 堅 氏 トーク: 岡崎 正信 氏、鎌田 千市 氏 |
17:15(10) | 写真撮影 |
17:30(120) | 交流会 |
6月29日(土)
9:00 |
平井家住宅に集合 ※ オガールインから平井家住宅まで、1.3km 徒歩16分、しわまる号を利用するのもOK |
9:05(60) |
講義⑤ 鷹觜 賢次 氏 テーマ:日詰商店街に潤いを ~人をつなぎ、巻きこむことで新しい動きに~ |
10:05(10) | 休憩 |
10:15(60) | 講義⑥ 須川 翔太 氏 テーマ:少しの勇気で小さな公民連携を積み重ね、地域みんなで大きな夢を育もう ~オガールプロジェクトの学びを次の世代へ~ |
11:15(75) |
ふりかえりグループワーク コーディネート:宮崎 道名 氏 テーマ:まちの未来をデザインする ~まちと農村の価値、自分の地域を考える~時間 |
12:30(15) | 閉講式 |
講師紹介
主任講師 鎌田 千市 氏 紫波町企画総務部長 兼 地域づくり課長
1970年生まれ、紫波町在住。1993年に入庁し、2007年から2年間、東洋大学大学院公民連携専攻に教育派遣で通う。同年から公民連携室に配属となり、紫波中央駅前都市整備事業(オガールプロジェクト)を担当。その後、人事異動なく18年目を企画部門で迎え、学校跡地活用をはじめとする低未利用公有財産の活用を所管し、公民連携プロジェクトとして構築している。
特別講師 岡崎 正信 氏 株式会社オガール 代表取締役
1972年生まれ、紫波町在住。1995年に地域振興整備公団(現在のUR都市機構)に入団し、各地で地域再生事業に従事する。2003年、紫波町にUターンし岡崎建設㈱に入社。その後、オガールプロジェクトを企画推進すると共に、㈱マザー・オガール地方創生アカデミーを設立し学校跡地でノウルプロジェクトを事業化している。都市経営プロフェッショナルスクールでは主催者の一人として人材育成を行っている。
特別講師 長谷川 浩己 氏 有限会社オンサイト計画設計事務所 代表取締役
1958年生まれ、ランドスケープアーキテクト。星野リゾートの草創期から「星のや」の景観デザインに関わってきた。ほかに、丸の内オアゾ、赤坂サカスなど多数。オガール・デザイン会議委員であり、オガール広場の設計に関わる。現在はノウルプロジェクト「ノウルガーデン」の設計を担当。著書に「風景にさわる ランドスケープの思考法」
特別講師 竹内 昌義 氏 株式会社エネルギーまちづくり社 代表取締役
1962年生まれ、建築家。東北芸術工科大学教授。日本のエコハウスの先駆者として、新築やリノベーションも含めたデザイン・使い方、社会の在り方を見直し、新しい暮らしを提案している。山形エコハウスをきっかけに環境・エネルギーに配慮した住宅を設計。オガール・デザイン会議委員であり、紫波型エコハウスの設計に関わる。現在は、ノウルプロジェクト「共同住宅」の設計を担当。株式会社みかんぐみ 共同代表、一般社団法人パッシブハウス・ジャパン 理事、環境省脱炭素まちづくりアドバイザー。共著に「あたらしい家づくりの教科書」
特別講師 鷹觜 賢次 氏 藤屋食堂 代表
1969年生まれ、紫波町在住。和食の修業を積み1995年に実家の藤屋食堂に戻る。現在三代目の料理人。オリジナルの酒粕を使ったフルーツサンドが大人気に。自分の暮らしをより良くするために、学生インターンや新規出店の若者らと積極的につながり、豊かで潤いのある商店街を目指し日々奮闘している。
特別講師 須川 翔太 氏 紫波町産業部商工観光課 商工観光係長
1984年生まれ、紫波町在住、2007年入庁。町を盛り上げるべく、大学生のインターンや地域おこし協力隊を活用し、若者のチャレンジを後押ししている。空き校舎となった母校を活用し酒産業の振興をはかる「はじまりの学校」と、ラ・フランス温泉のリニューアルを推進している。自らも唎酒師と、サウナの熱波師を取得し、まちへのダイブを実践中。
特別講師 宮崎 道名 氏 紫波町地域コミュニティ支援主任アドバイザー
大学在学中より新潟・岩手にて、住民参加の場づくり、市民活動支援、人材育成に従事。その後、まちづくりにおける自治会町内会など地縁組織の重要性を認識し、高齢化や人口減少に合わせた再編や進化、小規模多機能自治の推進に注力。株式会社カントリー・ラボ 代表取締役。潟大学准教授を経て、現在、総務省地域力創造アドバイザー、NPO法人湘南NPOサポートセンター理事、NPO法人まぢラボ理事、東洋大学客員研究員、新潟大学教育支援員等。
特別講師 佐野 智香 氏 紫波町地域コミュニティ支援アドバイザー
1981年生まれ、新潟県出身。2000年の大学在学中に「まちづくり」と出会い、新潟県内でファシリテーションやワークショップについて学ぶ。2008年に紫波町で設立したNPO法人で事務局を経験。その後は、母校で非常勤講師をしながら、若い世代に「地域」へ関心をもってもらうべく奮闘中。現在は、岩手県・新潟県のまちづくりの研修や現場にて活動を継続中。株式会社カントリー・ラボ 取締役を務める。
特別講師 高橋 堅 氏 紫波町参与
1962年生まれ、紫波町在住。1983年に入庁し、2007年から企画課公民連携室長としてオガールプロジェクトを官の立場で牽引。その後、人事異動なく16年間企画部門を担い、2023年3月退職。
集合場所及びアクセス
オガールプラザ2階 情報交流館大スタジオ
最寄り駅:紫波中央駅(JR東日本 東北本線)から徒歩約1分
(参考ルート:東京駅から鉄道で向かう場合)
東京駅(新幹線)→盛岡駅(JR東北本線へ乗り換え)→紫波中央駅
参加費用について
地方創生セミナー、地方創生実践塾に参加される方には参加費用のご負担をお願いしています。参加いただいた方には、アーカイブ動画配信等のサービスを併せて提供させていただきます。
・一般:10,000円
・学生/特別参加者: 5,000円
※別途交流会費、昼食代などがかかります。
参加申し込みについて
定員に達したため、申し込みを締め切りました。(5/10更新)
キャンセル待ちの申し込みを締切ました。(6/18更新)
- 開催地までの往復交通費・宿泊費・飲食代等は別途ご負担となります。
- 開催日の4営業日前までに欠席の連絡がなかった場合、参加費用は返金できません。
- 交流会、昼食費等の諸経費についても指定の期日以降のキャンセルについては実費を請求いたします。
- セミナーの中止、変更等は、開催日の3営業日前までに参加者にメール等で通知します。
- 申込いただいた内容をもとに参加者で名簿を共有いたします。
- 風邪の症状がある方は、参加をご遠慮いただきます。
セミナーの欠席等による参加費用の取扱いについて(R6.4).pdf
連絡先
セミナー統括課
TEL:03-5202-6134
FAX:03-5202-0755
E-mail:seminar(at)jcrd.jp ※メールアドレスの(at)は@に変更ください。