キャリア開発塾【令和5年度第1回募集中】

キャリア開発塾の概要

地方自治体で働く若手職員向けに開催する、地域活性化センターへの短期インターンシッププログラムです。
これからの公務員に求められる資質や能力について学びながら、官民の先端の現場の見学と、その現場で働く外部人材との対話から新たな気づきを得ることで、自ら考え発信することのできる自律的かつイノベーティブな人材を育成することを目的として開催します。

【募集中】令和5年度第1回キャリア開発塾の実施概要

開催日時

令和5年5月22日(月)~令和5年5月26日(金)

実施場所

地域活性化センター(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル13階)、民間企業等視察先

主任講師

箕浦 龍一 氏(一般社団法人官民共創未来コンソーシアム理事、一般財団法人地域活性化センターシニアフェロー)
講師の詳しいプロフィールはこちら

募集対象

地方公共団体職員 16名程度(若手職員育成の観点から、原則として25歳以上40歳未満の職員を対象とします。)

参加負担金

35,000円(このほか、参加に係るセンターまでの旅費や現地での宿泊費は、自己負担となります。)

申込先について

申込期限:令和5年4月25日(金)15時必着(e-mailのみ受付)
必要資料:団体内でとりまとめのうえ下記「受講希望調査書」をお送りください。
送付方法:(一財)地域活性化センター 企画・人材育成グループ アクティブラーニング室(active@jcrd.jp)
     件名を「【団体名】キャリア開発塾参加申込」としてお送りください。

その他・関係資料

詳細なスケジュールは下記募集要項内のとおり予定していますが、変更となる可能性があります。

キャリア開発塾募集要項.pdf

受講希望調査書.docx

キャリア開発塾の学びのポイント・キーワード

これからの時代の公務員像:自律と価値創造

「VUCA」と称される、不確実性が高まるこれからの時代、地方行政を担う公務員には、多くの関係者との共創のもと、自身で地域社会の将来を想像し、その実現に向かって自律的に行動することで、新たな価値を創造していくことが求められます。
キャリア開発塾では、そのような時代にどのような公務員像が求められるかの意識醸成につながる講義のほか、実際にそうした公務員像の参考になる取り組みを実践している公務員を講師として招き、直接聴講・交流することができます。

これからの時代の組織・個人の働き方:国内先進事例の現場

コロナ禍も踏まえ「働き方」にも大きな変化が見られる時代です。
都内の官公庁や民間企業などでは、実験的なものも含め、これまで想像できなかった働き方・オフィス改革に取り組んでいます。
こうした公務やビジネスの現場で起こっている考え方の変化と現場風景を、官民の実地で視察し、学ぶことができます。

これからの時代への考えを深めるヒント:公務現場での創造性向上につながる、将来ビジョンのアイデア発想や合意形成の思考方法を学ぶワークショップ

キャリア開発塾では、幾つかの発想・思考方法に関する講義と、参加者間のワークショップでの実践を通じて、自身の組織・地域での自律性、創造性の向上に応用可能な、アイデアの発想法や合意形成の考え方を体験することができます。
実施例として、令和4年度第3回のキャリア開発塾では、組織や地域の将来像を考えるための参考になることを主眼として、広告会社で用いられているアイデア発想の流れを実践するワークを行うほか、「フューチャー・デザイン」(参照)と呼ばれる、地域の将来を考えるにあたってのビジョンのつくり方・合意形成に向けたファシリテートの考え方を学び、実践しました。

参考:参加者の声(令和4年度第2回キャリア開発塾事後アンケートより)

・本当に参加してよかったです。たくさんの刺激、気づき、学びがありましたし、講師の方々、センターの方々、受講者のみんなと交流出来たことは非常に有意義でした。

・いろんな気づきを得られたと思います。また、普通では入れない会社、場所に入れたのは刺激になりました。

・新たな世界がひらけた4日間でした。自分の自治体の中にいるだけでは感じることのできない刺激をたくさん受けました。特に、同じ悩みや想いを持った仲間に会えたことが一番の収穫かと思います。

・他自治体のかたとこういった交流は初めてで、驚き感心し共感したところです。地方公務員になるという意思決定をした者同士で何かしらの共通項はあるはずですし、逆に異なる組織に所属している者同士で結合(化学反応)も出来たんじゃないかと思います。

参考:派遣自治体の声(令和4年度第2回キャリア開発塾事後アンケートより)

・外部での経験を求める職員が増えたと思います。

・他自治体職員との交流を通じて、既存の概念に捉われず、物事を考えるようになった。

・研修報告書の中で、「既成概念を覆されるものだった」という記述や、「本研修で得た外部とのつながりと活用し、継続して自律的な思考・行動を意識して業務にあたりたい」と書いており、VUCAに対応した自律型公務員として成長することが期待できる。

・受講生同士での有意義な意見交換や、先進事例を学ぶことができ、本人にとって良い刺激となり、意欲が高まったように見受けられました。

令和5年度の開催概要(予定)

第1回 令和5年5月22日(月)~5月26日(金) 予定

第2回 令和5年10月2日(月)~10月6日(金) 予定

第3回 令和6年1月29日(月)~2月2日(金) 予定

令和4年度の開催概要

第1回 令和4年5月9日(月)~令和4年5月13日(金) プログラムの概要

第2回 令和4年10月11日(火)~令和4年10月14日(金) プログラムの概要

第3回 令和5年1月30日(月)~令和5年2月3日(金) プログラムの概要

連絡先

企画・人材育成グループ アクティブラーニング室

TEL:03-5202-6133  E-mail:active@jcrd.jp