キャリア開発塾
キャリア開発塾の概要
地方自治体で働く若手職員向けに開催する、地域活性化センターへの短期インターンシッププログラムです。
これからの公務員に求められる資質や能力について学びながら、官民の先端の現場の見学と、その現場で働く外部人材との対話から新たな気づきを得ることで、自ら考え発信することのできる自律的かつイノベーティブな人材を育成することを目的として開催します。
令和5年度第2回キャリア開発塾の実施概要【募集中】
開催日時
令和5年10月2日(月)~令和5年10月6日(金)
実施場所
地域活性化センター(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル13階)、民間企業等視察先
主任講師
箕浦 龍一 氏(一般社団法人官民共創未来コンソーシアム理事、一般財団法人地域活性化センターシニアフェロー)
講師の詳しいプロフィールはこちら
募集対象
地方公共団体職員 16名(若手職員育成の観点から、原則として25歳以上40歳未満の職員を対象とします。)
参加負担金
35,000円(このほか、参加に係るセンターまでの旅費や現地での宿泊費は、自己負担となります。)
申込先について
申込期限:令和5年9月1日(金)必着(e-mailのみ受付)
必要資料:団体内でとりまとめのうえ下記「受講希望調査書」をお送りください。
送付方法:(一財)地域活性化センター 企画・人材育成グループ アクティブラーニング室(active@jcrd.jp)宛
件名を「【団体名】キャリア開発塾参加申込」としてお送りください。
その他・関係資料
キャリア開発塾の学びのポイント・キーワード
これからの時代の公務員像:自律と価値創造
「VUCA」と称される、不確実性が高まるこれからの時代、地方行政を担う公務員には、多くの関係者との共創のもと、自身で地域社会の将来を想像し、その実現に向かって自律的に行動することで、新たな価値を創造していくことが求められます。
キャリア開発塾では、そのような時代にどのような公務員像が求められるかの意識醸成につながる講義のほか、実際にそうした公務員像の参考になる取り組みを実践している公務員を講師として招き、直接聴講・交流することができます。
これからの時代の組織・個人の働き方:国内先進事例の現場
コロナ禍も踏まえ「働き方」にも大きな変化が見られる時代です。
都内の官公庁や民間企業などでは、実験的なものも含め、これまで想像できなかった働き方・オフィス改革に取り組んでいます。
こうした公務やビジネスの現場で起こっている考え方の変化と現場風景を、官民の実地で視察し、学ぶことができます。
これからの時代への考えを深めるヒント:公務現場での創造性向上につながる、将来ビジョンのアイデア発想や合意形成の思考方法を学ぶワークショップ
キャリア開発塾では、幾つかの発想・思考方法に関する講義と、参加者間のワークショップでの実践を通じて、自身の組織・地域での自律性、創造性の向上に応用可能な、アイデアの発想法や合意形成の考え方を体験することができます。
実施例として、令和4年度第3回のキャリア開発塾では、組織や地域の将来像を考えるための参考になることを主眼として、広告会社で用いられているアイデア発想の流れを実践するワークを行うほか、「フューチャー・デザイン」(参照)と呼ばれる、地域の将来を考えるにあたってのビジョンのつくり方・合意形成に向けたファシリテートの考え方を学び、実践しました。
参考:参加者の声(令和5年度第1回キャリア開発塾事後アンケートより)
・多くの民間企業や他自治体等の方々と関わることで外部の方と関わることのおもしろさを実感でき、今度は自身が地域活性化センターに派遣職員として勤務したいと思いました。役所から外に出て学びたいと思うようになったことは、自身の中で大きな変化です。 また、箕浦講師の講義で「働く=価値を創造すること」とありましたが、自分自身で仕事をおもしろくする・価値を創るということをこれまで意識していなかったと痛感しました。 期待以上に新たな発見や気づきがある研修でした。
・沢山の気づきを得ることができ、これからも公務員として前向きに仕事をしていきたいと改めて思いました。また、全国の自治体の職員と日頃の思いを共有でき、とても励みになりました。
・最先端の事例を知ることで刺激を受け、他の自治体職員とも交流を育むことが出来た。この研修で得た多くの気づきを今後の業務にも活かしていきたい。
参考:派遣自治体の声(令和5年度第1回キャリア開発塾事後アンケートより)
・キャリア開発塾の中で得られた新たな気付きや考え方を自分の職場でどのように活かすことができるのか常に考え問いをしながら業務に取り組んでいる。
・視野を広げようとしている。自身の行動により組織に変化を与えようとしている。
・文書管理・電子決裁システム導入に際し、担当ではないが、知識や経験を積極的に担当部署へ提供し、運用シナリオ作成に協力している。若者にえらばれるまちをテーマとした政策研究では、研修で学んだワークショップやアイデア出しの手法を部署内で共有し、実践しようとしている。
・元々前向きな職員ではあったが、さらに前向きな思考をするようになった様に感じられる。
令和5年度の開催概要(予定)
第1回 令和5年5月22日(月)~5月26日(金) プログラムの概要
第2回 令和5年10月2日(月)~10月6日(金) プログラムの概要
第3回 令和6年1月29日(月)~2月2日(金) 予定
令和4年度の開催概要
第1回 令和4年5月9日(月)~令和4年5月13日(金) プログラムの概要
第2回 令和4年10月11日(火)~令和4年10月14日(金) プログラムの概要
第3回 令和5年1月30日(月)~令和5年2月3日(金) プログラムの概要
連絡先
企画・人材育成グループ アクティブラーニング室
TEL:03-5202-6133 E-mail:active@jcrd.jp