キャリア開発塾
キャリア開発塾の概要
地方自治体で働く若手職員向けに開催する、地域活性化センターへの短期インターンシッププログラムです。
これからの公務員に求められる資質や能力について学びながら、官民の先端の現場の見学と、その現場で働く外部人材との対話から新たな気づきを得ることで、自ら考え発信することのできる自律的かつイノベーティブな人材を育成することを目的として開催します。
令和6年度第2回キャリア開発塾の実施概要(追加募集中~9月2日(月))
開催日時
令和6年10月7日(月)~令和6年10月11日(金)
実施場所
地域活性化センター(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル13階)、民間企業等視察先
主任講師
箕浦 龍一 氏(一般社団法人官民共創未来コンソーシアム理事、一般財団法人地域活性化センターシニアフェロー)
講師の詳しいプロフィールはこちら
募集対象
地方公共団体職員 16名
(若手職員育成の観点から、原則として25歳以上40歳未満の職員を対象とします。)
参加費用
35,000円
(このほか、参加に係るセンターや視察先への移動に伴う旅費・現地での宿泊費は、自己負担となります。)
申込先について
申込期限:令和6年8月23日(金) →9月2日(月)まで追加募集中です
申込方法:申込フォームからの受付のみ(このページにフォームへのリンクはありません。)
※令和6年第2回から申込方法を変更しました。
申込は各都道府県及び市区町村へお送りする案内メール記載のURLから申込フォームを開き、必要事項をご入力いただきますようお願いいたします。
その他・関係資料
プログラムは現在調整中のため、随時更新いたします。
キャリア開発塾の学びのポイント・キーワード
これからの時代の公務員像:自律と価値創造
「VUCA」と称される、不確実性が高まるこれからの時代、地方行政を担う公務員には、多くの関係者との共創のもと、自身で地域社会の将来を想像し、その実現に向かって自律的に行動することで、新たな価値を創造していくことが求められます。
キャリア開発塾では、そのような時代にどのような公務員像が求められるかの意識醸成につながる講義のほか、実際にそうした公務員像の参考になる取り組みを実践している公務員を講師として招き、直接聴講・交流することができます。
これからの時代の組織・個人の働き方:国内先進事例の現場
コロナ禍も踏まえ「働き方」にも大きな変化が見られる時代です。
都内の官公庁や民間企業などでは、実験的なものも含め、これまで想像できなかった働き方・オフィス改革に取り組んでいます。
こうした公務やビジネスの現場で起こっている考え方の変化と現場風景を、官民の実地で視察し、学ぶことができます。
これからの時代への考えを深めるヒント:公務現場での創造性向上につながる、将来ビジョンのアイデア発想や合意形成の思考方法を学ぶワークショップ
キャリア開発塾では、幾つかの発想・思考方法に関する講義と、参加者間のワークショップでの実践を通じて、自身の組織・地域での自律性、創造性の向上に応用可能な、アイデアの発想法や合意形成の考え方を体験することができます。
実施例として、令和4年度第3回のキャリア開発塾では、組織や地域の将来像を考えるための参考になることを主眼として、広告会社で用いられているアイデア発想の流れを実践するワークを行うほか、「フューチャー・デザイン」(参照)と呼ばれる、地域の将来を考えるにあたってのビジョンのつくり方・合意形成に向けたファシリテートの考え方を学び、実践しました。
参考:参加者の声(過去開催回の事後アンケートより)
・キャリア開発塾に参加した感想を一言で表すと、「公務員人生の再スタート」となる節目の研修でした。今の自分自身に何かが足りない、職場にも役所にも自治体にも何かが足りない、という気持ちがありました。開発塾の案内にあった過去に参加された方の感想を読んだところ、そういう気持ちの答えを見つけられるかもと感じキャリア開発塾に参加しました。様々な「人」や「考え方」、「働き方」を学び、学んだ事を自分の中に落とし込むことができれば、これまでと違った新しい自分・新しい公務員としての働き方ができるのではと自分に期待しています。
・毎日盛りだくさんの内容であっという間に過ぎていき、とても楽しかったです。民間企業視察のほか、グループワーク、プレゼン、ショップ見学など、身をもって知る体験が多く、視野が広がったように思います。受講者それぞれの何気ない考え方にも刺激を受けました。学んだ感覚を忘れずに、業務に取り組みたいと思います。
・参加する前は、緊張していたり、終わった後に、色々報告等が少し面倒くさいなと感じておりました。終わった今では、本当にいい経験ができましたし、早く報告したいという気持ちになっております。スライドを作って報告したいと思っていますが、さっそく直属の上司には語らせてもらいました。上司から「目の色が変わったね。」とお言葉頂きました。まずは、できることから始めていきます。
参考:派遣自治体の声(過去開催回の事後アンケートより)
・本人が自覚する受動的な業務姿勢が能動的な業務姿勢へ変化している。
・業務改善に向けた取り組みが伺える。
・今後の職員研修へ繋げる提案を行うなど積極的な姿勢と行動が見られた。
・研修で学んだことを自組織の取組に関連付けながら、どのように組織に還元できるか、自らにできることは何かを考えている様子がうかがえた。
・民間企業や他市の事例に刺激を受け、本市を俯瞰的に見る姿勢や改革意識を身につけることができた。
令和6年度の開催概要
第1回 令和6年7月1日(月)~7月5日(金) プログラムの概要
第2回 令和6年10月7日(月)~10月11日(金)
第3回 令和7年1月20日(月)~1月24日(金)
令和5年度の開催概要
第1回 令和5年5月22日(月)~5月26日(金) プログラムの概要
第2回 令和5年10月2日(月)~10月6日(金) プログラムの概要
第3回 令和6年1月29日(月)~2月2日(金) プログラムの概要
令和4年度の開催概要
第1回 令和4年5月9日(月)~令和4年5月13日(金) プログラムの概要
第2回 令和4年10月11日(火)~令和4年10月14日(金) プログラムの概要
第3回 令和5年1月30日(月)~令和5年2月3日(金) プログラムの概要
連絡先
企画・人材育成グループ アクティブラーニング室
TEL:03-5202-6133 E-mail:active@jcrd.jp