平成28年度第10回地方創生実践塾 沖縄県那覇市

地方創生実践塾 募集終了 終了レポート

2017年01月19日

地域資源活用のステージアップで「稼ぐまちへ」

1月19~20日、沖縄県那覇市においてブルームーンパートナーズ株式会社伊波貢氏を主任講師にお迎えし、「地域資源活用のステージアップで稼ぐまちへ」をテーマに地方創生実践塾が開催されました。この実践塾には、沖縄県内はもとより全国各地から40名の皆様にご参加いただきました。(満員御礼!)

初日は4人の講師にお話しいただきました。

伊波氏からは、急増する外国人観光客を背景に好調な沖縄経済のもと、その強みを生かしたこれからの経済戦略についてご講義いただきました。

伊波氏

沖縄県企画部企画調整課の島袋秀樹氏には沖縄県の総合戦略についてご説明いただきました。

島袋氏

DMO推進機構代表理事 大社充氏には、観光振興による地方創生として、DMOによる観光経営とマーケティングについての講義をいただきました。参加者からも鋭い質問が飛び、本気度が伝わってきました。

大社氏

一日目の最後の講義は、世界に向けたビジネスを展開されている実践的な取り組みについて株式会社シーポイント代表取締役 野澤浩氏にお話しいただきました。

野澤氏

2日目は、株式会社ashibi enterprise代表取締役の當山氏から、「沖縄の地域特性を活かしたエンターテイメント事業の可能性」として、実際に取り組まれているエンターテイメントによる地域活性化の取り組みについてお話をいただきました。

當山氏

そしてこの実践塾の最後には、伊波氏をコーディネーターに、當山氏に加え、北谷にあるデポアイランドの運営をはじめ、県内各地でまちづくりに取り組まれている株式会社奥原商事専務取締役の奥原氏、世界水準の観光リゾートを目指した観光推進に取り組まれている(一財)沖縄観光コンベンションビューロー・チーフプロデューサーの市原氏の3名をパネリストに「選ばれる観光地の条件とは」をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション

各講師から「観光産業の経済効果」や「沖縄観光の現状と課題」をはじめ、「民間事業者と行政の役割」などについて活発な意見交換をしていただき、終盤には参加者からの質問が相次ぎ、充実したパネルディスカッションとなりました。

参加者の声

  • 各機関で取り組んでいる実践的な内容を伺うことができ、大変参考になりました。ありがとうございます。
  • すべての講義が面白くて、大変勉強になりました。また次回も参加したいと思いました。
  • 県内外の人とのつながりをもつことができたので大変良かった。

ご参加いただいた皆様、講師の皆様、本当にありがとうございました。

なお、今回の実践塾をもって、平成28年度の地方創生実践塾(全10回)はすべて終了いたしました。

来年度の1回目は京都広域で行います。2回目以降の開催内容等、詳細は後日お知らせいたしますのでご期待ください!

平成28年度 第10回 地方創生実践塾in沖縄県那覇市 カリキュラム

1日目【1月19日(木)】

13:00~13:30 受付
13:30~13:45 開講式
13:45~14:45 講義1 伊波氏「急増する外国人観光客を背景に絶好調な沖縄経済」
14:55~15:35 講義2 島袋氏「沖縄県の総合戦略」
15:45~16:45 講義3 大社氏「DMOによる地方創生」
16:55~17:55 講義4 野澤氏「沖縄がヒト・モノ・情報の交流拠点 アジアゲートウェイとなるために」
19:00~20:30 交流会 (那覇市内予定)

2日目【2月20日(金)】

9:00~10:00 講義5 當山氏「沖縄の地域特性を活かしたエンターテイメント事業の可能性」
10:15~11:45 パネルディスカッション
11:45~12:00 ふりかえり
12:00~12:15 閉講式

会場

連絡先

セミナー統括課
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