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平成28年度地方創生実践塾inTOKYO「地域に飛び出す公務員と地域おこし協力隊・支援員たちの集い」
新たな知と方法を生む地方創生セミナー 募集終了 終了レポート
2016年10月29日
平成28年10月29日(土)30日(日)の2日間、全国から40名を超す地域に飛び出す公務員と地域おこし協力隊・支援員が集結!
オープニングスピーチでは、地域に飛び出す公務員ネットワーク代表であり地域活性化センター理事長の椎川忍より、自立した地域社会を作るためには、今までの中央集権的な縦割りの考え方ではなく、組織や地域に横断的な横串を通すための「横串人材」をどうやって育成するかが重要であるとメッセージを送りました。
講義では、株式会社イトーキで新規事業開発に携わった戸田裕昭さんより「プログラムの作り方や合意形成のコツ」について教えていただきました。成功の秘訣は仲間づくりであり、自分には無い力を持った人をどうやって仲間にするかというお話しは大変興味深い内容でした。さらに、地域おこし協力隊サポートデスクの統括専門相談員の小林和彦さんからは、本年9月に移住・交流情報ガーデンに設置された「地域おこし協力隊サポートデスク」の説明をいただきました。
その後の参加者参加型トークセッションでは、「地域に飛び出したいが、どうやって飛び出したらいいか分からない」「協力隊担当者が変わると活動が理解されなくなる」という悩みや、参加者が実践している取組などを共有し、それぞれが今よりも半歩前へ進めるように意見交換しました。
二日目は、「高倉万記子氏の部屋(マッコの部屋)」「藤井裕也氏の部屋(裕也の部屋)」「フリーディスカッションの部屋」「エクスカーション」の4つの分科会を実施しました。「マッコの部屋」では、『何でもLT(ライトニングトーク)~ショートプレゼンで表現力を鍛えよう』と題し、参加者一人ひとりが日頃の取組をプレゼンし、表現力を鍛えました。日頃、同僚や上司、地域住民に説明する機会が多くても、プレゼンの練習や勉強する機会が無い方にとって、大変良い機会となったのではないでしょうか。「裕也の部屋」では、藤井さんの協力隊としての活動内容や岡山県地域おこし協力隊ネットワーク作りなどの経験を柱に、地域おこし協力隊の課題や展望について議論しました。この分科会には、協力隊や協力隊担当者が多く参加しており、日頃のコミュニケーションの大切さを痛感した時間となったようです。「フリーディスカッションの部屋」では、テーマを定めず自由に討論したところ、休憩をするのも忘れるほど大盛り上がりしました。「エクスカーション」では、日本橋を歩き、江戸を感じながら歴史と伝統・文化・情報発信を学びました。
講師の皆様、ご参加いただきました皆さまありがとうございました!
当日プログラム
10月29日(土)
オープニングスピーチ | 「地域に飛び出そう」 椎川忍(一般財団法人地域活性化センター理事長) |
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講演 | 「プロジェクトや事業の作り方と合意形成のコツ」 講師:戸田 裕昭 氏(株式会社イトーキCSW事業本部Producer) 「地域おこし協力隊サポートデスクについて」 講師:小林 和彦 氏(地域おこし協力隊サポートデスク統括専門相談員) |
参加者参加型トークセッション | 藤井 裕也氏(NPO法人山村エンタープライズ代表理事) 高倉 万記子 氏(愛媛県後期高齢者医療広域連合) 萩原 良智 氏(総務省地域力創造グループ 地域自立応援課 係長) 椎川忍(一般財団法人地域活性化センター理事長) 前神 有里 氏(一般財団法人地域活性化センタークリエイティブ事業室長) |
大名刺交換会 |
10月30日(日)
分科会 |
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いただいたアンケートにはこんな感想が寄せられました!
- 素敵な機会となりました。また来ます!ぜひ継続して開催してほしいと思いました。
- 自分で発言・発信する機会を気易く作っていただいたことや、また一人一人がしゃべり出すとそれぞれ熱い想いをもっていていっぱい話されていることにとても感動し、パワーをもらいました。
また、地域にこんなに仲間がいることを知れてとても心強くなりました。 - 私的にはとてもタイムリーで、有意義な研修でした。
これから地域に出て頑張る覚悟、決心が固まりました。 - 地域おこし協力隊の人が働きづらいと感じることの根本はコミュニケーション不足で、これはどの仕事でも共通して起こる課題だと思いました。
- アットホームな雰囲気で良かった。
連絡先
セミナー統括課
TEL:03-5202-6134
FAX:03-5202-0755
E-mail:seminar(at)jcrd.jp ※メールアドレスの(at)は@に変更ください。