令和4年度【スタンダード型】新たな知と方法を生む地方創生セミナー  住民と共につくる、持続可能な地域の未来!~"フューチャー・デザイン"を用いた対話型計画策定プロセス~

新たな知と方法を生む地方創生セミナー 募集終了

2021年11月14日


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将来世代の視点から議論をするフューチャー・デザインは、目指すべき社会の実現のために今何ができるのか、将来に向けた前向きな考えが自然に産まれてくるのが特徴です。
ちょっとしたルールやコツを身に付ければ、専門家でなくとも取り入れることが可能なのもポイント。

今回のセミナーでは、フューチャー・デザインの概要と利点や、実際に導入した行政・地域の成果を聞いたうえで、実際にフューチャー・デザインを用いたワークショップを実践します。
今後、行政計画や地域での将来像を描きたい、話し合いたいという方にはピッタリの「フューチャー・デザイン」、ぜひセミナーで触れてみてください。

開催日時

 令和4年8月5日(金)10:30~17:00(予定)

会  場

(一財)地域活性化センター 大会議室(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル13階)
またはzoomによるオンライン

定  員

30名(定員に達しましたら締め切らせていただきます)

対  象

・住民の意見を反映させた計画策定を担当又は進めたいと考えている自治体職員

・フューチャー・デザインを行政計画の策定プロセスに活用予定の自治体職員

・世代や立場を超えたワークショップの手法を学びたいと考えている自治体職員、NPO法人等

講義内容

 【講義Ⅰ:総論】

  ◎高知工科大学フューチャー・デザイン研究所 所長 西條 辰義 氏

  「フューチャー・デザインで地域の未来を考える」

   ・持続可能な地域社会を達成するために有効な「フューチャー・デザイン」とは
   ・「仮想将来世代」導入の効果と意義(課題や注意点など)
   ・環境問題など現代社会の現状と課題

 【講義Ⅱ:自治体の取組事例】

  ●岩手県矢巾町企画財政課 課長補佐 高橋 雅明 氏

  「フューチャー・デザインを活用した住民協働でつくる総合計画について」

  ・取組の経緯や総合計画の位置づけ
  ・住民ワークショップの開催方法や効果について
  ・フューチャー・デザインの総合計画への反映方法について

 【講義Ⅲ:市民団体の取組事例】

  ●フューチャー・デザイン宇治 世話人 瀬戸真由美 氏 

  「市民団体によるフューチャー・デザインの取組~住民の視点から~」

  ・宇治市の取組の経緯、フューチャー・デザイン宇治の取組内容と効果
  ・行政と一緒に取り組んでいること
  ・今後の展望について

講師紹介

【講義Ⅰ 総論】 フューチャー・デザイン研究所 所長  西條 辰義 氏 

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 フューチャー・デザインの提唱者。ミネソタ大学大学院経済学研究科修了。
 Ph.D.(経済学)。オハイオ州立大学講師、カリフォルニア大学助教授、筑波大学教授、大阪大学教授、一橋大学教授等を経て、高知工科大学フューチャー・デザ イン研究所・所長、総合地球環境学研究所・名誉フェロー・アドバイザーを務める。
 専門は制度設計工学、公共経済学。著書は『フューチャー・デザイン』『フュー チャー・デザインと哲学』(編著・勁草書房)、『地球温暖化の経済学』(共著・大阪 大学出版会)、『排出権取引』(共著・慶應義塾大学出版会)など多数。

【講義Ⅱ 自治体の取組事例】 岩手県矢巾町企画財政課 課長補佐 高橋 雅明 氏

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 矢巾町は平成28年にフューチャー・デザイン の共同研究に関する連携協定を大阪大学と締結し、町政の意思決定にフューチャー・デザインを本格的に採用(全国初)。
 住民ニーズを把握する手法として活用し、総合 計画や水道インフラなどいくつかの分野で住民参加型のワークショップを実施。

【 講義Ⅲ 市民団体の取組事例】 フューチャー・デザイン宇治 世話人 瀬戸 真由美 氏

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 平成30年に京都府宇治市が主催した市民向けフューチャー・デザインシンポジウムの参加をきっかけに、市民有志で、「フューチャー・ デザイン宇治」の立ち上げに参加。
 現在、宇治市内でフューチャーデザインを実施し「住 民が主体的に地域づくりを考えるきっかけの 場」づくりを行う。

スケジュール(予定)

※内容が変更となる場合もあります。変更があった際は、このページ等でお知らせいたします。

8月5日(金)

10:30~

開講式

10:35~

講義Ⅰ(FD研究所 西條氏)

11:15~

講義Ⅱ(矢巾町 高橋氏)

11:45~

講義Ⅲ(FD宇治 瀬戸氏)

12:15~

休憩

13:15~

ワークショップ体験

16:10~

まとめ・閉講式 (17:00終了予定)

参加にあたって

このセミナーは、地域活性化センターの賛助会員に対するサービスの一つとして実施しています。受講にあたっては賛助会費をお支払いください。賛助会員には種別があり、それぞれサービス内容が異なります。なお、令和4年度からサブスクリプション型人材育成を新設しています。

詳細は下記をご覧ください。
※1回参加のみの場合は、D会員(15,000円)またはS会員(学生のみ、5,000円)になります。

交流会について

・セミナー終了後(17:00~)、希望者による交流会を予定しています。お気軽にご参加ください。
(現地参加の方については、軽食を用意するため、別途、交流会費を当日徴収します。オンラインの方は会費不要で参加できます)

・新型コロナウイルス感染症の流行状況により、変更・中止となる場合があります。

申込について

・参加申込フォームへの入力、またはチラシ裏面記載受講申込書に記入し、e-mail:seminar@jcrd.jpまたはFAX(03-5202-0755)にてお申込みください。

・連絡なしの欠席及び開催日3営業日前から当日の欠席連絡の場合、申込代金の返金はできかねます。

※ご連絡があれば、同年度内開催のセミナーへ振替が可能です。

チラシもご覧ください!

フューチャー・デザイン.pdf

令和4年度【スタンダード型】地方創生セミナー (フューチャー・デザイン)
7月31日をもって、申込み受付を終了しました。

連絡先

セミナー統括課
TEL:03-5202-6134  FAX:03-5202-0755  E-mail:seminar@jcrd.jp