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【終了レポート】令和3年度新たな知と方法を生む地方創生セミナー『これから始める働き方改革~自分らしい働き方と持続可能な組織づくり~』
新たな知と方法を生む地方創生セミナー 終了レポート
2022年02月25日
令和3年度新たな知と方法を生む地方創生セミナー「これから始める働き方改革~自分らしい働き方と持続可能な組織づくり~」が令和4年1月14日(金)にリアルとオンラインを併用して開催されました。全国各地から自治体職員など18名のご参加をいただきました。
講義「アンラーニングで進める真の働き方改革」
◆田口 光 氏(合同会社YUGAKUDO 代表社員)

早稲田大学大学院商学研究科修了。大手人材サービス企業・エンジニアリングサービス企業にて、事業開発・事業戦略・上場準備・M&A・人事総務・人材開発部門経験を経て独立。組織コンサルタント会社Learning Strategy Partnersを設立。多くのベンチャー・スタートアップ企業で顧問・役員を務める。2019年5月1日より合同会社YUGAKUDOとして活動。タレントマネジメントゼミ主宰。株式会社NEWONEが開発した「働き方改革ゲーム」の認定ファシリテーターを務め、働き方改革や組織マネジメントの研修を行っている。
「働き方改革とは」
田口氏からは、働き"方"に着目して考える働き方改革についてご講義いただきました。
働き方改革は、一律な働き方の提供や単に労働時間を削減することより、その人の働く目的に沿って、仕事への向き合い方を変える機会や仕事への熱意を持てる要素が重要であると学びました。また、昨日とは明確に違うことをすることが改革であり、過去の成功である昨日の行動をアンラーニングすることが重要とお話しいただきました。
事例発表①「働き方改革」
◆磯村 賢一 氏(山梨県山梨市 地域資源開発課 課長)
地域に埋もれた資源や活用されずに眠っている資源に着目し、「リノベーション」新たな価値を創造する事業に取り組んでいる。全国初となる「空き家バンク」制度の構築を行うなど、ソフト面を支援するため仕事以外でNPO活動として田舎体験イベントをおこない移住者の受けいれなどの事業を推進している。
ほかにも市民まちづくり活動団体「やまなし観光まちづくり機構」のメンバーとして自転車レース大会を開催し地域活性化を目指した事業を実施。自治体職員向けに、「人を幸せにする社会」を実現するため〝やる気"を持った人材育成、地域活性化を目指した 事例発表やOJT などのマネジメント研修の講師を行っている。
「地域に飛び出す」
磯村氏からは、ご自身が実践されてきた働き方改革についてご講義いただきました。
磯村氏は、地域に飛び出し様々な活動に参加したことで得た知識・手法・人脈が、業務に生かされていることをお話しされました。また、東京オリンピック2020にウエイトリフティングレフリーとして17日間職務で参加できたことについて、職場の理解と協力を得るため職場に提案し続けてきた背景があったことを知りました。こうした経験を踏まえ、磯村氏からは、「できない理由を考えるよりどうしたらできるかを考える」ことをお話しいただきました。
事例発表②「神戸市流 働き方改革」
◆山本 章生 氏(兵庫県神戸市 行財政局業務改革課 課長)
2000年、神戸市役所に入庁。人事部門や企画調整部門、福祉事務所での生活保護業務や市営交通事業など幅広い分野で経験を積む。2018年には当時新設されたばかりの企画調整局交通政策課で課長を務め、前例のないゼロからの事業立ち上げに尽力。
2021年より現職。既存の枠組みにとらわれず業務改革を推進する傍ら、庁内広報の充実や職員意識調査の実施等、組織風土改革にも取り組む。プライベートでは2男2女の父であり、共働きの妻と協力して家事育児をこなしている。
「やめる業務改革」
山本氏からは、神戸市が目指す、市民サービス改革と職員の新しい働き方の2つの観点による働き方改革についてご講義いただきました。
また、働き方改革による労働生産性の向上に触れ、そのためには業務のムダをなくすことが必要であるとし、まずは業務を見える化し、「やめる・へらす・かえる」の業務改革を行ったことを説明されました。その結果、紙のムダ削減のための「ペーパーレス会議」や日程調整のムダ削減のため「グループウェア」を導入したことなどを例に、デジタル時代に適した働き方改革についてもお話しいただきました。
13:00~13:10 |
開講式 |
---|---|
13:10~14:10 |
講義(講師:田口 光氏) |
14:20~15:00 |
事例発表①(講師:磯村 賢一氏) |
15:05~15:45 |
事例発表②(講師:山本 章生氏) |
15:55~16:20 |
意見交換 |
16:20~17:00 |
トークセッション・質疑応答 |
17:05~17:15 |
閉講式 |
連絡先
企画グループ
TEL:03-5202-6134
FAX:03-5202-0755
E-mail:creative(at)jcrd.jp ※メールアドレスの(at)は@に変更ください。