地域における日本版ネウボラの役割【ベーシック型】新たな知と方法を生む地方創生セミナー
セミナー・研修 募集中
2021年08月23日
開催日時
令和3年11月9日(火)
13:30~15:00
開催方法
オンライン(Zoom指定ミーティング)
※受講生のみに、受講用ZoomURL等を当日までにお知らせします。
こんな方におすすめ・キーワード
▶自治体職員
(子育て部局、福祉部局、保健師、保育士など)
▶社会福祉法人の職員
▶子育て支援に関して学んでいる大学生 など
セミナー内容
母子保健法の改正により2020年度末までに市町村での設置が努力義務となっている「子育て世代包括支援センター」は、すべての妊産婦、子育て期の家族にワンストップで切れ目のないサポートを提供することで、育児不安や虐待を予防することを目的としています。
日本ではひと昔前までは親だけでなく、祖父母や近所の人が子育てのトラブルに経験上の情報を共有しながら対処していました。しかし、近年は核家族化や離婚、結婚・出産に伴う転入等により馴染みのない地域で子育てをする父母が増え、周囲からのサポートを得られず、孤独や不安を抱えていることが制度導入の背景にあります。
導入時に手本としたフィンランドの「ネウボラ」では、妊産婦とその家族の健康だけでなく、福祉的・経済的状況も把握し、必要な支援を行う行政施設につなぐ役割を果たしており、利用率が高く広く定着しています。
本セミナーでは、大阪市立大学大学院看護学研究科 専任教授 横山 美江氏を講師に迎え、子育て世代包括支援センターの現状や先進事例を学び、切れ目のない子育てサポートの実現と定着について深く考える場とします。
スケジュール
13:30~13:40 | 開講式 |
---|---|
13:40~14:30 |
講義 |
14:30~14:40 |
参加者同士の意見共有 |
14:40~14:50 |
質疑応答 |
14:50~15:00 |
閉講式 |
講師紹介
横山 美江氏(大阪市立大学大学院 看護学研究科 専任教授)
千葉大学看護学部卒業。1997年博士(医学)取得。2004年から岡山大学医学部保健学科教授、2007年から大阪市立大学大学院看護学研究科教授に就任し、現在に至る。
2001年から15年以上にわたって大阪市など近畿圏の行政機関と共同研究を推進。2007年からフィンランドのDepartment of Public Health, University of Helsinkiの客員研究員となり、ヘルシンキ大学と双生児研究法を用いた共同研究を実施し、現在世界22か国との国際共同研究に発展。
2010年からフィンランド国立健康福祉研究所(THL)などとフィンランドの母子保健(ネウボラ)に関する国際共同研究を推進。
「フィンランドのネウボラに学ぶ母子保健のメソッド」を出版。
専門分野は、公衆衛生看護学。現在、母子保健や保健師活動等に関する研究に従事。
参加にあたって
本セミナーは、地域活性化センターの賛助会員に対するサービスの一つとして実施しています。受講にあたっては賛助会費をお支払いくだ
さい。なお、賛助会員には種別があり、それぞれサービス内容が異なります。
本セミナーはL会員またはLO会員に該当します。
L会員 |
10,000円 |
5回参加(地方創生セミナーベーシック型)※1回2,000 円で追加参加可 |
LO会員 |
5,000円 | 1回参加(地方創生セミナーベーシック型) |
お申込み方法
・お申込みはリンク先ページから申込みフォームへ入力してください。
(リンク先:https://www.jcrd.jp/seminar/basic/index.html)
・またはチラシ裏面記載受講申込書に記入し、E-mail:creative@jcrd.jpまたはFAX(03-5202-0755)にてお申込みください。
・連絡なしの欠席及び開催日3営業日前から当日の欠席連絡の場合、申込代金の返金はできかねます。
※ご連絡があれば、同年度内開催のセミナーへ振替が可能です。
連絡先
クリエイティブ事業室
TEL:03-5202-6134
FAX:03-5202-0755
E-mail:creative@jcrd.jp