平成28年度第8回地方創生実践塾

 

  京都府綾部市「地域資源を最大限生かした企業

           ・NPO・市民・行政協働のまちづくり」

 

「半農半X・塩見直紀」 × 「水源の里」 × 「森の京都」 

★申込多数のため、現在キャンセル待ちとなっております。

 

綾部紅葉

 

 今回は、京都府綾部市を舞台に地域資源の発掘・活用について、講義とフィールドワークを通して学びます。

★ 『半農半Xという生き方』の著者塩見直紀氏をお迎えして、講義をしていただきます!

個人ではなかなか体験できない「水源の里・古屋」でのフィールドワークにご案内!

京都府立大学京都政策研究センターが共催!いわゆる「京都」ではない京都を知る機会です!

★ 京都は紅葉ハイシーズン!前泊後泊もおススメ!(早めのご予約を!

 

 

◎実践塾スケジュール予定

 11月23日(祝・水)

12:30~13:00 受付 (グンゼ記念館)

13:00~13:05 開講式

13:05~13:50 講義1 松原哲也 氏 / 朝子直樹 氏(綾部市職員)

          「綾部の地域振興施策~定住促進と水源の里」

13:50~14:50 フィールドワーク1 グンゼ㈱  「グンゼ記念館の見学」

14:50~16:00 講義2 塩見直紀 氏

          「地域資源の見つけ方/新しいコンセプトのつくり方/情報発信方法について」

 環境問題など山積する難問群を抱えた時代をどう生きていったらいいのか。いまから25年ほど前の1990年頃から、そんなことを考えてきました。

半農半X(エックス=天職)」というライフスタイルに辿りついたのは20代の終わりのころ(1994年ころ)でした。

半農半Xとは、持続可能な農ある小さな暮らしをベースに、天与の才(得意なことや大好きなこと、ライフワーク、生きがい、夢、ミッションなど)を活かし、社会的な仕事をし、問題解決、ソーシャルデザインすること。おかげさまで半農半Xは島根県の施策となり、また拙著は翻訳されて台湾、中国、韓国にも広がっています。地方創生実践塾では、現在辿り着いた最新の地域資源の見つけ方、新しいコンセプトのつくり方、情報発信方法について、お話したいと思います。

16:00~16:45 講義3 杉岡秀紀 氏  「フィールドワークとソーシャルデザイン」

「フィールドワーク」は元々文化人類学で用いる調査手法でしたが、今ではまちづくりの手法としてすっかり定着しました。しかし、意外にもそこには向き不向きがあったり、落とし穴があったりします。そこで、本講義ではまずフィールドワークとは何か、その際の留意点は何かについて概説します。

 また近年「ソーシャルデザイン」という言葉を耳にすることが増えました。一見すると地方創生や地方自治に関係なさそうな印象があるかもしれませんが、そこで語られる「森を知る→声を聞く→地図を描く→立地を選ぶ→仲間を探す→道を構想する→道をつくる」という流れはまさにまちづくりや公共政策そのものであり、地方創生や地方自治に通底する概念です。そこで後半ではこのソーシャルデザインという言葉について紹介します。

17:30~19:30 交流会

 

 11月24日(木)

 8:30~ 9:00 講義4 朝倉 聡 氏  「綾部市里山交流研修センターでの校舎活用」

 今回の企画ではふたつの校舎活用施設、すなわち綾部市里山交流研修センター(旧・豊里西小学校)と黒谷和紙工芸の里(旧・口上林小学校)を見学します。このうち綾部市里山交流研修センターは宿泊も可能な都市農村交流施設として改装され、NPO法人里山ねっと・あやべが指定管理者となっています。ここでは綾部市里山交流研修センターでの校舎活用の歴史と活動について簡単に紹介します。

 9:15~10:00 講義5 伊東宏一 氏(京都丹州木材協同組合理事長) 「京都丹州木材市場について」

10:00~10:10 フィールドワーク2 同上  「木材せり市(秋の特別市)の見学」

 京都丹州木材市場は京都府北部の木材を流通させ山林を守るため、関連事業者が組合を作り、2003年に設立されました。毎月2回「木材せり市」がおこなわれ、秋には大規模な「京都丹州もくもくフェスタ」が開催されます。

10:50~11:50 フィールドワーク3 山城睦子 氏(黒谷和紙協同組合専務理事) 「『黒谷和紙工芸の里』の見学」

 黒谷和紙は800年続く手漉き和紙の産地です。かつては村のほとんどの住民が製紙業に携わる紙漉き村としてその歴史を刻んできました。現在は8名の職人が昔ながらの古法を守り「黒谷和紙」を作り続けています。今フィールドワークでは、そんな黒谷和紙の歴史や製法、現状などを話します。

12:10~13:30 昼食

14:00~17:00 フィールドワーク4 渡邉和重 氏(古屋自治会長) 「『水源の里・古屋』の見学と交流」

 田畑の少ない山間の集落「古屋」では大きな栃の樹の群生を大切に保存し、栃の実を加工した特産品作りに役立ています。村の人口は減りましたが綾部市の水源の里条例のもとで活性化に取り組み、多くのボランティアが訪れています。

18:00~19:00 夕食

 

 11月25日(金)

 8:30~ 9:00 講義6 村上 正 氏(空山の里理事長) 「地域の売店を守る~『空山の里』の取り組み」

 コンビニもスーパーもない田園地帯で農協が売店経営から撤退したとき、住民自身が出資し合ってふるさと振興組合を作り、唯一の売店を自ら運営するようになりました。特産品や野菜、生活雑貨の販売、そして簡易郵便局も兼ねて、地域の拠点となっています。

 9:00~ 9:45 講義7 長島啓子 氏  「GISを活用した森林・林業の新たな情報戦略」

管理不足人工林の施業促進による健全化など、適切な森林管理が求められています。それとともに、林業を継続すべき場所や広葉樹林化を試みる場所などを示した森林管理計画作成の重要性が増しています。森林管理計画を作成するためには、①どこにどのような森林があり、その材積はどのぐらいなのかという森林情報の整備が必要です。その上で、②どこからどのように伐採をするのか、③次に何を植栽するのか、を想定する必要があります。つまり、中・長期的な視野に立った計画が必要となります。

本講義では、衛星画像、航空レーザー測量、地上型レーザースキャナーなど、最新の技術を利用した森林情報の整備を紹介するとともに、今後の伐採および植栽方法を決定するために、立地環境評価に基づく森林管理(適地適木)の重要性、市場で求められている材質などの需要の把握とその森林管理へのフィードバックの重要性を学びます。また、これらの立地環境や材質をもとに森林を評価し、森林管理を実践している事例とともに、綾部市とともに市場(川中・川下)と連携した森林管理を実践するために、開始された新たな試みについて紹介します。

 9:45~10:30 講義8 宮藤久士 氏  「新たな木材・木質バイオマス利活用の活性化策」

 木質バイオマス(木材)の利用が、近年注目されています。木質バイオマス(木材)は、床や柱、家具などに使われていて、古くからとても身近な材料です。また最近では、薪やペレットとしてストーブの燃料に使われることもあります。しかし、そもそも木質バイオマスとは何なのでしょうか。古くから身近にあるにも関わらず、なぜ今注目されているのでしょうか。どんな使い方があるのでしょうか。木質バイオマスを使うことにどんな意味があるのでしょうか。そのような疑問にお答えしながら、先端的な利用技術も概説し、古くて新しい材料である木質バイオマスについてご紹介したいと思います。

10:30~12:00 ワークショップ 青山公三 氏 & 中越 豊 氏(京都府) 「森の京都のさらなる活性化策」

3日間様々な角度からの水源の里・綾部市を舞台とした「半農半Xな生き方」「地域資源を最大限生かした企業・NPO・市民・行政の協働によるまちづくり」の姿に触れて頂けたと思います。

 そこで、最後は現在京都府で進める「森の京都」事業の話も聞いて頂き、①「自分の自治体で活かせそうなエッセンスとは何か」、また、②「こうした動きをさらに進化、深化させるために必要な次の一手とは何か?」について、参加者の皆さん同士で対話し、学びや気づきを深めてもらいます。

12:00~12:05 閉講式

12:05~12:15 フィールドワーク5  「『空山の里』見学」

 

 

◎講師紹介

 

shiomi

講師 塩見 直紀 氏

 

・半農半X研究所代表  綾部ローカルビジネスデザイ研究所代表

・福知山公立大学特任准教授  ・総務省地域力創造アドバイザー

1965年4月、京都府綾部市生まれ。同市在住。1999年、33歳を機に綾部へUターン。2000年4月、「半農半X研究所」を設立。21世紀の生き方、暮らし方としての「半農半X」コンセプトを提唱。著書に半農半Xという生き方決定版】』『綾部発 半農半Xな人生の歩き方88など。著書は台湾、中国、韓国でも出版され、輪がひろがっている。今春より、福知山公立大学地域経営学部の特任准教授。綾部ローカルビジネスデザイン研究所(トヨタ財団助成)や京都府北部対象のスモールビジネス女性起業塾の代表もつとめる。

 

 

杉岡秀紀

講師 杉岡 秀紀 氏

福知山公立大学地域経営学部准教授(平成28年10月1日着任予定)。京都府立大学京都政策研究センターリサーチフェロー。
専門は、公共政策、地域政策、地域公共人材論、大学まちづくり論、NPO論、大学評価論。

 

 

朝倉聡

 講師 朝倉 聡 氏

2008からNPO法人「里山ねっと・あやべ」職員2010年から理事、2013年から事務局長。「里山ねっと・あやべ」は綾部市里山交流研修センター(旧・豊里西小学校)指定管理者として施設活用や都市農村交流事業をおこなっている。

 

 

長島啓子

講師 長島 啓子 氏

京都府立大学大学院生命環境科学研究科助教森林生態・景観生態学の知見を応用した持続的な森林管理に関わる研究に取り組む

研究キーワードは、森林計画,植生回復,森林再生,林業振興

 

 

宮藤久士

講師 宮藤 久士 氏

京都府大学大学院生命環境科学研究科教授。地域連携センター副センター長。京都政策研究センター企画委員。

専門は、バイオマス化学、バイオマスエネルギー。主な研究分野は、バイオマスからのエネルギー及び有用化学物質の生産。

 

 

青山公三

講師 青山 公三 氏

京都府立大学京都政策研究センター長。龍谷大学政策学研究科教授。一般社団法人地域問題研究所理事長。

研究テーマは、広域都市圏環境ガバナンス、都市政策、地域環境政策、市民参加、危機管理。

 

 

 

◎会場案内(一日目の受付・会場)

 

地図     グンゼ記念館

 

  「グンゼ記念館」 〒623-0011 京都府綾部市青野町膳所

    ※JR山陰本線「綾部駅」から徒歩10分

 

◎交流会等について

1日目(11月23日)の17時30分から2時間程度、夕食兼交流会を開催します。

会費は4,000円程度を予定しています。

2日目(11月24日)の18時頃に夕食がとれる場所へ向かいます。

費用は1,500円程度を予定しています。

 

◎受講要件について

実践塾の受講は、地域活性化センターの個人賛助会員に対するサービスの一環です(他に機関紙配布、メルマガ配信等のサービスがあります)。このため受講を希望する場合は、賛助会員になって頂く必要があります。

賛助会費は地方創生実践塾地方版L会員10,000円です

なお、開催地までの往復交通費・宿泊費・飲食代等は別途ご負担となります

また、宿泊施設については申込者の方に後日ご案内申し上げます。

 

◎賛助会員について

賛助会員にはA会員、B会員、C会員、L会員、S会員の種別があり、それぞれサービス内容が異なります。

詳細はこちらをご覧ください。⇒ 【賛助会員】

 

◎申込方法

①参加申込フォームへの入力、または②参加申込書に記入しE-mail:chiiki@jcrd.jpまたはFAX(03-5202-0755)にてお申込みください。

・平成28年度地方創生実践塾(京都府綾部市)参加申込フォーム

⇒ 参加申込フォーム

※下記、チラシをご参照ください。

 チラシ(PDF:729KB)

 

 

連絡先 振興部 地域支援総務課 TEL:03-5202-6136 E-mail:chiiki@jcrd.jp【「@」は半角に置き換えてください】